2021/03/28 21:48
突然ですが、もし1年間、あなたが違う国に行くことになってスーツケース1個の荷物しか
持っていけないとしたら何を選びますか?
私はこどもが1歳の時、主人と家族三人で約1年ヨーロッパを転々としながら生活したことがあります。
その時の私たちの荷物はスーツケース2つとバックパック2個、そして1台のバギーでした。
行く前はあれも要るしこれも要るとなんでも詰め込んで、結局日本を発つ前日に成田のホテルから
重量オーバーのものを実家に送り返したりもしました。あれこれ足りないと最初は不安でしたが、
大体ヨーロッパの家には生活用品が揃っていて苦労することはありませんでした。
しかし場所を移動するたび、一番大事だと思って厳選して持って行ったものが結局日の目を見る
ことなく、まとめて日本に送り返したこともありました。例えば「絶対海外の包丁は切れない」
と信じて持って行った砥石と包丁。今考えると重いし、さらにいうとグローバルの包丁なんて
「そんなもんドイツで買えよ」と突っ込みたくなるのですが、その時の私には必須アイテムでした。
人間、物がなければないで適応するものだということも分かりました。代用品を見つけてなんとか
生活できるものです。それを知って日本に帰った今、自分の持ち物が多いことに気付きました。
大体うちに遊びに来る人には「すっきりしてるね」と言われます。それほど物が少ないのですが、
それでも要らないものがたくさんあることに驚きました。要らないと思うものは大切にできない
ことも分かりました。ただ、要るものは絶対に要る。それも見えてきました。
ミニマリストになろうとかそういうわけではなくて、許容量を超えてしまうと物にも人にも愛情を
注げなくなる。だからこそ、要るものは本当に大切にしたいし、そして自分が大切にできるものは
私のことも幸せにしてくれると、さっき、思いました。軽いタッチやし、かなり気付くの遅いです
けど。
私の大好きなお店“Scimisciedda(シミシェッダ)”さんで買った、写真にあるLeoneのチョコレートが
入った赤いブリキ缶。今ミシン糸を収納しているのですが、この缶を見るたびに幸せな気持ちになって
モチベーションが保てます。お店の回し者ちゃいますよ!でも棺桶に入れて欲しいくらい好きです。
そして私の次の目標は誰かのスーツケースに入れてもらえるような1着を仕立てること。
よし!と、チョコレートの中身を頬張ったかと思うと…今日は寝さしてもらいます!おやすみなさい。

