2021/05/30 11:43

高校1年の時、当時家政科を専攻していたのですが、夏前に浴衣を1着手縫いのみで仕上げる

という課題がありました。

和裁も洋裁も苦手な私は、縫っては解きを繰り返しているうち反物と明け方まで格闘。
短気な性格も手伝って、最後はやけっぱちで背縫いの部分を一気にミシンで仕上げるという
荒業で提出。「浴衣をミシンがけした生徒は初めて見た」と呆れて笑う先生の顔を今でも
覚えています。

もちろん例によって被服の授業の評価も悪く、あぁ私は裁縫向いてないんだなぁ。と、
あっさり諦め、調理の授業を取ったのでした。

それからかなりの年月が経ち、人生で2着目の浴衣を仕立てました。昔から横着な性格でしたが、
今回は全部ミシン縫いという、完全に基本の和裁を無視したやり方です。

和裁は直線縫いだからこそ、手縫いのテンションで仕上げることにより着心地が良いのだいいます。
なるほど。でも、出来ひんねんもん…完成まで2年はかかるよう…

祖母は和裁職人でしたのでこれを見せたら浴衣とは言わないだろうなぁ。見せんとこ。

それでも気にせず(ばあちゃん以外)自分の頭にあるものを目の前に生み出すことは、私の
幸せです。そうして、それができる現状にも感謝しています。

この帯は、和装からほど遠いし、帯の原型すら留めていないのですが、私は大好き!です。